初めまして、私は飯野道郎と申します。版画家・飯野農夫也の三男です。現在「飯野農夫也画業保存会」の代表を務めています。生前の父が大変お世話になりまして、深く感謝いたしております。
 現在、私は叔母や姉とともに父の遺した文献や資料及び作品の整理を進めています。作業と管理は、筑西市(下館市)の飯野農夫也旧宅ではなく、私の会社(プレステン )のあるつくば市です。
 平成23年、筑波銀行本店とプレステン社内ギャラリーで版画など約200点を展示いたしました。これらは父の遺した作品で、こうした催しに際しご連絡が行き届かず、申しわけございませんでした。
 そうした経緯もあり、この度、当ホームページを開設いたしました。まだ作業中の部分もございますが、今後の予定に関しても、こちらのホームページでもお知らせしていきます。 何卒、よろしくお願いいたします。

飯野農夫也画業保存会  代表 飯野 道郎
 

主旨
 父・農夫也は「野の版画家」と呼ばれ、その名と同様に多くの人(在野)の支えがあって存在しました。特定の団体に属することもなく、また一部の画商に頼ったということではありません。その生活は皆樣方一人ひとりの温かなお力の賜物でした。
 父は常々「自分は多くの夢を持って生きた人たちの、たまたま代表になったようなもの。だからこそ想いを遂げられなかった人の心情も背負い、頑張らねば…」と語っておりました。
 文化は中央だけが発信すべきものではないはずです。さまざまな時代の地方にどのような文化が存在したか正しく検証していくことも大切です。遺された資料がそうした一助になれば幸いです。
 これらの資料は、公の性質を持つものです。展示や研究などに使われ、多くの人の役に立つことがあれば、父・農夫也の願いに叶うものと確信しております。


欠落作品
 画業保存会の最大任務はできるだけ多くの版画作品を管理し、そこから飯野農夫也の変遷を明らかにすることです。生涯で千点以上制作したはずですが、現在管理できているのは4分の1程度で、多くの作品が欠落しています。特に彩色した作品には、その傾向が強くあります。
 作品の充実は極めて大切ですので、皆様の温かなご支援・ご協力をお願いしたいと思います。大変厚かましいお願いですがご理解いただければ幸いです。

保管および展示ギャラリー
 筑西市に「飯野農夫也版画館」をつくることを目標としています。しかし整理作業には、膨大な時間がかかり、費用等の問題もあります。やむを得ず現時点では、私の会社内(プレステン)で保全することが効率的と考え、倉庫と展示室を備えております。
 2011年、管理している作品で筑波銀行と社内ギャラリーにおいて版画展を開催しました。今後とも機会があれば、社内ギャラリー展示や作品や資料の貸し出しも考えております。

保存会の運営
 保存会の方針や方向性などでは、多くが未確定です。皆様のご協力により充実させていただくことが大切と考えております。


 

 2013(平成25)年が生誕百年にあたります。現在未確定の部分が大半ですが飯野農夫也に関する出版を企画しています。


[1].「長塚節…回想と研究」再版
 昭和29年に飯野農夫也が編集に関わった本。節研究では最初の研究集のようです。多くの著名人に執筆していただきましたが、現在入手も困難で、本の状態も良くありません。

[2].「詩集」
 詩画集としての出版を検討しております。

[3].「飯野農夫也を語る」(仮題)
 多くの方から寄せられた、父への評論文や知人の方の回想などで編集予定です。
 

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